どちらが真実なのか?

 最近、地球温暖化のテーマに興味があって、色々と本を読みあさっています。
 ショッキングなタイトルの書籍を見つけましたので読んでみました。

 『科学者の9割は「地球温暖化」CO2犯人説はウソだと知っている』 宝島社新書 です。
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 著者は丸山茂徳氏ですが、経歴を見ると「スタンフォード大学などを経て東京大学助教授、1993年から東京工業大学理学部教授、地質学者で専攻は地球惑星科学。日本地質学会論文賞を受賞。紫綬褒章を受章」と記載されています。

 本のタイトルの根底にあるのは。

 地球惑星科学連合学会という国内最大の学会が、「地球温暖化の真相」というシンポジウムを開催した時、加盟団体に所属する科学者に『過去50年間の地球温暖化が人為起源なのか、自然起源なのか、一方的温暖化なのか、逆にこれから寒冷化に向かうのではないか』ということをアンケート調査をおこなったそうです。

 その結果、一方的温暖化であると主張する科学者は10%であったとのことでした。

 著者の丸山氏は「一般的にはたった一割科学者が主張することを政治家のような科学の素人が信用するのは異常である。(中略)
社会を巻き込み、年間数兆円に上る巨額の国民税金投資する場合の社会的な責任は重い」と主張しています。

 多くの科学者たちは結論として、未だ明確ではない、という判断をしていることが注目すべきことで、まだ科学的な定説になりえていないのが実態なのです。

 地球温暖化はCO2の急激な増加が主原因であるとして、国際的にCO2の大幅削減が叫ばれているなか、本著を読み進んでいくうちに、これまで自分なりに認識していた「CO2温暖化説」が大きく揺らぎ始めています。




 私たちは体感的にも温暖化を感じていますが、将来はどうなるのか?
 丸山氏によると、これからは温暖化ではなく寒冷化に向かっているのだそうです。

 本書はそのメカニズムに関して色々と説明がなされています。
 
「二酸化炭素が温暖化を引き起こしたのではなく、温暖化によって二酸化炭素が増加した」と言う考え方です。

 氏によると、気候変動の要素は次のとおりです。
    1、太陽の活動度
    2、地球磁場と宇宙線の影響
    3、火山の噴火
    4、地球の軌道
    5、温暖化ガス

 現在、この温室効果ガスによる影響で気温が上がり続け、このままでは大変なことになると言うのが一般世論です。
しかし丸山先生によるとその温室効果は問題にならないといいます。

 確かに人間が排出する二酸化炭素は毎年およそ1PPMぐらい増加し続けています。
しかし、地球規模で考えるとこれは大した量ではないとして、その温室効果も微少なんですね。
逆に残りの条件によって、今後地球は寒冷化してゆくと予想しています。

 ショッキングなタイトルの本でしたが、私たちは狭い範囲でしか地球温暖化を見ていなかったのではないか、と思うと同時に、この問題についてさらに興味が湧いてきました。
なお、同様の考えを持っている伊藤公紀氏(横浜国立大学教授)、渡辺正氏(東大教授)の著書「地球温暖化論のウソとワナ」も読んでみたいと思っています。

     参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/地球温暖化に対する懐疑論

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